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10月13,14と阪南市で開催された全国シェルターシンポジウムに参加してきました。今年のテーマはDV・性暴力支援センターを全国に!
阪南市は初の性暴力救援せんたーができたところでもあるので、大会会場に選ばれました。市長も大会を歓迎してくれ阪南市DV根絶宣言をして開会してくれ感動の拍手からスタート。
性暴力被害者への法的支援の現状と課題で雪田樹里弁護士が基調報告。ここのところ最高裁で性暴力事件が無罪になることが多いが、これは裁判官のジェンダーの視点がないことや裁判所を支配する強固なレイプ神話。被害者に抵抗したあとがない、過去の性体験を持ち出し性的にふしだらだったと決めつけたり、加害者が肩書きのある職業だとどうしても加害者サイドに立つなどの結果だと報告がありました。ここまでひどいとは・・・・傍聴することから実態に関心をもち変えていくことが必要だと思いました。
シンポジウムでは被害者救援センターでの産婦人科医の役割などが明確化されました。
2顆目の分科会は、デンマークのシェルターの視察報告。個室、公的支援は常識という出発点から大きく違います。
そして 性暴力救援センターを全国にという分科会にもでましたが、必要なんだからつくらなくては!という先進都市の発表があり刺激的でした。
また何よりも第三次DV防止法の改正を早くしなければなりません。ライフワークだと毎年参加して下さる社民党の福島みずほ党首と超党派でなんとかしたいと懇談。
有意義な2日間でした!