- 07
- 11月
備中屋の建石さんの養護老人ホーム会陽の里に大判焼きの慰問に同行して今年で14年目。
皆さん年に一回のあったか訪問を心待ちにしてくださって毎年みなさんの笑顔にあえてこちらも励まされています。
何といっても臭いが施設中充満し、あったかほかほかを食べていただくのが実演の醍醐味。
こうやってお一人ずつ袋に包んでお渡ししますが開ける瞬間の笑顔が素敵!
ただ順番!とか
・・・食堂で待って!などせっかくの実演を近くでみていただきたいのですが、どうしても介護者は管理的になるのか・・・
そういう言葉が多く残念。
年に1回くらい、あんこたっぷりのものを食べさせてあげたいと思いますが、通常の売ってるものよりも少し少なめに、また制限しないといけない方はもっと少なめという要望が施設から入ります。
どうしても看護の視点などでいうと制限せざるを得ないでしょうが・・・人生を楽しむという点ではどうなのかなあとも思います。
これは私が現場にいた時からいつも看護師さんともめていたことです。
ご飯にアラをのせたい!というささやかな願いを塩分摂り過ぎと看護師さんにとめられたときは、「自分の子どもにもふりかけも海苔もあたえてないの!?」と大議論。
食後にブラックコーヒーを飲みたいという高校生のこどもに「ダメ、寝られなくなる!」と止めた看護師さんと、家にいる普通の高校生ならきっとコーヒーなんて何杯も飲んでるよ!なぜ障害があるから、施設にいるからでストップなのか?と大議論。
現場での永遠のテーマですね。
管理の視点か?生活の場の視点か?
また言うほうの私はヒラの職員だから言いたい放題だったのかもしれないし、管理者という立場に立っても言い続けることができたかしら?といろんなことを考えてしまった
施設での半日でした。
でも続けることに意義があります。このあったか訪問来年もみんな元気でできますように!