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- 1月
武道必修化を国が決め、平成23年度くらいから各学校で実施されています。学校ごとに相撲、剣道、柔道を選択して実施しています。きちんと教えることの出来る教員がいるのか?事故など大丈夫か?と実施前から心配の声が上がっていました。
新日本婦人の会では各中学校にアンケートを送り市内50校のうち17校から返信。生徒の個人負担額が0円から4000円と学校により違ったり、設備が不十分なことが回答から伺えました。
特に相撲などはどうやって取り組むのか気になり、新日本婦人の会岡山支部のみなさんと西大寺中学校を視察しました。
まわしは簡易まわしで柔道の帯のようなもの。男子、女子と別れて授業をしていること、先生はもちろん相撲に関する知識も無くにわか勉強で教えているとか・・・・
土俵は各議場のたたみに円を記しているだけ。一つはマットをあわせているので滑っていました。子ども達が楽しそうにしたのは救いでしたが、そこまで武道を位置づけるのなら理念や歴史を教える時間的余裕、先生の専門性、設備の拡充などきちんと人もお金も国はつけるべきですが、やるしかない現場は、大変な中ただ一生懸命で気の毒な感じでした。