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2月2日、さんかくナビ主催で「性暴力被害者救援センターを岡山市に」という趣旨で集会がありました。全国シェルターネットの近藤恵子さん、性暴力救済センター大阪の高見陽子さん、婦人保護施設「いずみ寮」施設長の横田千代子さん、岡山ファミリーズの川崎政宏弁護士、県中央児童・女性相談所の薬師寺真さん、岡山の産婦人科医の上村茂仁医師がそれぞれの立場で発言されました。
DV防止法制定後明らかにされてきた被害の拡がりとそれに反する抑圧する社会構造、また、女性だけでなく10代からの子ども達への性虐待の実態でした。ある程度分かったつもりの私たちにも、かなり衝撃的な報告の数々でした。
こうした現状に対して私たちは何をするべきか、どうするべきか、突きつけられた課題は大きいと感じました。まずは、各地の民間支援の現場から実態を明らかにしつつ声をあげて規制の法制度の改善を求めたり、更に包括的な性暴力禁止法の策定を求めていくことです。 また更に、大阪のSACHICOの先行的な事例を活かして、各地に性犯罪被害者支援センターをつくることです。
DV防止法が出来てから10年たち、相談業務や制度が充実しているようにみえますが、被害は減っていません。被害に対してまだまだ支援や制度が伴わっていない現実を改めて実感させられました。暴力、戦争も含め社会の中で肯定されてきた歴史があり今の社会に続いているのだという構造的な問題、そして社会変革の立場まで語られる近藤恵子さんの発言はいつもながら圧巻でした。
まだまだその現実がなかなか伝わっていません、赤旗日刊紙では水曜日に性暴力被害をカミングアウトしている小林みかさんの連載が始まっています!
ぜひ読んで被害者の実情を認識してください。
岡山でもぜひつくろう!と夜はシンポジストの先生やナビのみなさんと意見交換という名の飲み会で意思を固め合いました!