- 19
- 5月
DV防止サポートをつなぐ会・岡山の総会と記念講演がありました。
記念講演は、大阪から雪田樹里弁護士。大阪・阪南市にできた性暴力被害者支援センターのスタッフとして性暴力被害に取り組んでいる実態や、性暴力被害の裁判で無罪判決が続いていることを検証した結果を報告してくださいました。
やはり24時間いつでもそうだんできる場所があること自体が被害者にとっては救いだと言うことがよく分かりました。また
ことごとく無罪判決がでている背景は裁判官など司法の場でのジェンダー意識の欠如、偏見などがあるのではないか?との検証。特に被害者の仕事、たとえばキャバクラ嬢などが被害者ならば偏見があるとか・・・
また加害者が大学教授など肩書きのある人なら無罪になるとか・・・
また悲鳴をあげていないとか、服が破られていないとかで、合意だったと判断されるのも偏見ではないか?というようなことが事例で語られました。
2部では倉敷市の清野弁護士と対談し、岡山でもこれから出来ることなど会場の質問とやり取りしながら深めました。
岡山市には超党派の女性議員のネットワークがあるということがすばらしい!とほめられました。
総会終了後、「つなぐ会」として一連の橋下発言に講義し撤回を求める会への賛同をしようと確認されました。
それこそ超党派の女性議員で抗議したかったのですが、これは政権与党のみなさんの合意が得られずできなかったので、
会としてでもタイムリーにできることは良いことだと思います。