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  • 6月

集団的自衛権の陳情を継続することへの反対討論(竹永)

6月議会が終了しました。私たち日本共産党岡山市議団は、提案された52件のうち、マイナンバー制度に伴うシステム改修の予算、法人税減税や軽自動車税の引き上げを含む市税条例等の改正条例、産業廃棄物跡地に火葬場を作る関連の予算3点に反対しました。
また今日、最終日の 「集団的自衛権の憲法解釈変更をしないように求める意見書の提出について」の陳情が総務委員会では継続審査という結果だったことについての報告に対して、採択を求める立場で反対討論をしました。

討論内容はあげていますのでクリックしてください。(写真横の赤い字です!!)

主な内容は、国民の命にかかわる問題で、この国のあり方が大きく変わろうとする案件を、市議会として先送りにすることは許されない、
一人一人が政治家として判断することが必要、また我が党市議団の立場として「一内閣が憲法の根本原理を一方的にかえることは絶対に許してはいけない、戦前戦後一貫して戦争に反対してきた平和の党として認めるわけにはいかない」との見解も明らかにしました。

これに対し、「国も協議中であり、何よりも委員会の結果であり、委員会の結果も、継続審査賛成、反対が同数だったのを委員長の判断で継続審査とした経過もあるので、継続審査をみとめるべき」と公明党市議団から討論がありました。

そして自民党市議団からも、我が党とは集団的自衛権の行使の解釈は全く反対ですが、「継続審査ではなく採決すべき!」との立場で討論がありました。

そして継続審査が図られましたが、
公明党市議団、市民ネット、新風会、明生会、無所属1名が継続審査に賛成し継続審査となりました。

うーん、残念!

そして、もう一つの陳情の「介護保険対象者の障害者総合支援法の福祉サービス上乗せ条件の撤廃について」は自民党岡山市議団・無所属の会以外の賛成多数で採択されました。65歳になった障がい者は介護保険に無条件に移行させられ、今まで障害者総合支援法の福祉サービスが同じように保たれないという実態が問題化されました。議場には今までと同じ暮らしが保てない、場合によっては、ヘルパー等の訪問時間が短くなったため、ベッドから落ちたら落ちたまま・・・など命にかかわることにもつながると、岡山市を訴え裁判をしている浅田さんも傍聴に来られていました。
この陳情が採択されたことで、裁判や運動している方々に大きな励ましとなり、少しでも前に動くようこれからも一緒に頑張っていきたいと思います。

ともあれ6月議会が終了!!ほーっと一息と思いきや、9月議会の日程が配られ次回は代表質問・・・・休む暇などありませぬ!!
頑張ります!!

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