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- 7月
この前の日本共産党演説会で、私がちょっこし、自作の子守唄を披露、それを聞いてくださった視覚障害者友の会の岡崎しげあきさんが、お手紙と演説会を録音してくださったCDをくださった。
そのお手紙には認知症のおかあさんが誰のことを聞いてもわからないのに、6歳上の三郎兄さんのことだけははっきり戦死した様子まで話をされるとの内容。
そしてそれを読んで調子に乗った?私は、そのお話をもとに作詞・・・それが
原やんこと原田義男さんが作曲してくださることになったと・・・
超感動です。 タイトルも歌も作曲の段階で編集してくださるかもしれませんが今のところ私が作った原文を紹介します。
(仮タイトル) さぶにいさんの形見
1・認知症の母はもう何もわからない 娘の顔も孫のことも もう何もわからない だけどそんな母が ただ一人忘れない 何年たっても、どんなときも ただ一人忘れない
私の6つ上の兄は 南の島で死にました たった18で志願して お国のために死にました 恋も夢も青春も 何も知らないままで 「家さ かえりてえなー」と かなわぬ想い抱きながら
2・6つ上の母の兄は三郎と言う名前 海軍で乗った船はおきたかという名前 冬の寒い朝早く海の底に沈んだ 誰にも見取られないまま海の底に沈んだ
兄の形見の時計は あれから祖母の腕に うごかないままずっと あれから祖母とともに 何年も何十年も平和なときを過ごし 「もうがまんせんでええ」と届かぬ声を伝えながら
3・祖母がなくなる前に動いた腕時計 祖母と一緒に召されるために動いた腕時計 海軍帽だけのお墓に あれから70年 祈り続け伝え続けた平和への70年
戦争したい独裁者は また血を流せという 憲法の解釈を変え 命をすてろという もう二度と大切な命を お国のためには捨てさせない
「ぼたもちうめえ~」と あの笑顔守るために
14年7月20日 17:13:52
詩・「さぶにいさんの形見」読ませて戴きました。認知症の母は何もわからないのですが、兄のことだけは忘れることができない。そんな想いがよく表現できていると思います。この詩に曲がついて、いい歌ができるように祈っています。
14年7月21日 12:22:48
千春さん、ありがとうございます。
今作曲の方は、やはり、素人の作詞なので、曲をつけるのは大変だと悩んでくださってます。
あとタイトルがもっと、違うほうがいいのでは?という意見もいただいています、何かよいアイデアがあれば教えてください!