• 20
  • 8月


介護保険改悪の国の内容が明らかになり、そのうえで岡山市も第6期介護保険基本計画の策定の議論が始まっています。
それぞれの介護事業所ではどうなるのか?自分のところはどういう影響があるのか?全く分からないという声を受け党市議団主催で
介護現場の意見を聞く会を主催。
介護事業所等にランダムにご案内し、普段お付き合いがなかった事業所も含め14事業所、20人の参加で介護保険課と高齢者福祉課と懇談しました。

担当課からは、第6期の計画が議論されている政策審議会の報告と今後のスケジュール、市の考えなどの報告があり、各事業所から質問、意見交換がありました。
通所デイサービス事業所からの参加が多く、今でも6~7割が要支援1,2の方々、その方々が市の地域支援事業のほうに移されたら大変、その方々を網羅できるサービスの受け皿はあるのか?との声があがりました。

全市同一のサービスの受け皿は不可能、いますぐ事業所のサービスを取り上げれないと思うので、要支援の方の委託先としても今までの事業所を考えざるを得ないだろう、その場合の単価はまだ検討中との回答。

訪問事業所からは、国は何を持ってプロでなくてもいいというサービスを選ぼうとするのか基準もみきわめもできない、
いまでも質の悪いヘルパーがいるのに教育指導をどう考えているのか?などの意見が出ました。

また特別養護老人ホームの入居基準が介護度3以上となることに対してもう、申請も受け付けていないところもあり、ある意味風評被害のようなかんじとなっている現場の実態が紹介され、現実的に介護度3以下の方の場合申請してもいいのか、うけつけてもいいのか?との質問がでました。
担当課長は、在宅介護ができない理由を明記していればあとは審査会が判断するので申請は受けてもいいし出してもいいとの見解を述べられました。

いずれにしても国の
考え方のおかしいところもあることは共通の認識になり、岡山市は岡山市として独自で頑張るところも増やしてほしいという意見が多数をしめました。

初めてこういう会に参加した事業所の方は、直に担当課長と話ができてよかった、方向性がわかりよかったとの感想をのべ、
主催した側としても、一回きりで終わらせることなく継続的に取り組み、みんなで一緒により良い計画策定に力を合わせいと決意を述べました。

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コメント2通

  1. 水野のりみち さんからのコメント:

    議員団が主催して交流、学習できることはこれまでそれだけの実績があってのことでしょう。すばらしい!・・・

  2. 竹永みつえ さんからのコメント:

    水野さん、ありがとうございます。今回幅広くよびかけたことは、チャレンジしたことになりますが、新たなつながりが生まれ、思い切ってしてよかったと思います。
    結構この期は、チーム市議団としてあらたに挑戦していることが多く、提案しながらどきどきですが、やりがいがあります。

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