• 01
  • 10月


地域周りをしていて、最近ご主人をなくされたという方から、理想的な最期のお話をうかがった。
 毎日、ある病院のデイケアに通われていて、その日もデイを利用中に倒れ意識をなくされ、危篤状態に。
しかし、病院ではなく家で看たいというご家族の希望に添い、医者もおうちでの看取りを協力すると言ってくれおうちでの医療処置。
 他県にいる子どもたちや孫10人揃うまで何とか命をつなぐ。そろったあとは、しんどいだろうと、家族了承のもとあらゆる管を抜き自然な状態に。深夜でも何かあったら対応すると心強い医者と看護師のサポートがあり10人でベッドを囲み、呼びかけたり、歌をうたったり・・・

 すると、意識がもどり、呼びかけに「はい」と答えてたり、孫の歌に反応し笑顔がもどったり・・・・数日そんな穏やかな状態で過ごされみんなの見守っている中で静かに息を引き取られとのこと。

  涙ながらにお話をしてくださり、私ももらい泣き・・・

  「長い間、お仕事も地域のことも頑張ってこられたから、人生のご褒美に理想的な最期をプレゼントされたんでしょう」との私の言葉に、
  話してくださった奥様のいいお顔。

  地域医療で支えてその病院にもエールを送りたいと思います。

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