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  • 12月

保健福祉委員会の審議が行われました。
 保健福祉局では、子どもの医療費の無料化の拡充のことが議論となりました。H28年の4月から今まで小学校就学前までの通院の無料化、中学校卒業までの入院の無料化にあわせて、1年生から6年生までは1割負担となることが表明されこの議会にシステム改正の予算と条例改正が出されています。

  保健福祉委員会のこの期前半の委員会では自民党市議団も含め無料化の拡大を一致して言っていたのに、今回は自民党市議団から、税の公平性、コスト意識を親に持たせることなどで1割負担については肯定的意見が続きました。しかし子どもは親を選べないのであり、子育ての社会化、子育て支援、子どものいのちを守り発達を保障するための制度であることから無料化での拡大という意見も、市民ネット、公明党、そして私からも続きました。

  今回の結論は検討会等で意見を聴いた結果の今時点での判断であり、固定的なものではないこと、今後制度変更後も市民の意見や情勢も含め制度改善については検討するとの答弁で、今回は、制度拡充であり後退ではないので賛成しました。

  もう一つ議論になったのが岡南幼稚園、保育園の一体化の工事についての繰り越し明許費についてです。
無理やりな日程での試行園の実施で園児や現場に負担が出ていないのかを議論。この工事の影響で子どもたちは給食の外部搬入という負担を長期間にわたり受けることになることが判明、4~6か月くらい続くというので、これは政省令違反であり、通常の特別な場合の1週間~10日間くらいのものではなく
どれだけ子どもたちに負担をこうむるかを議論。
 そもそも、この試行にあたり現場や子どもへの負担をできるだけかけないと言いながら、工期ありきで行程をすすめてきた職員にあると厳しく指摘しました。
 
  委員長が感情論で議論するなとの指摘がありましたが、たくさんの方々から今回取材をし、一人一人の顔がうかび、感情的になってしまいました。
また、委員長や議員の前に保育士として子どもたちに、これだけの負担を負わせてまで、試行を急ぐことが本当に良かったのかというと疑問が大きく残ります。

3万筆もの署名と一緒にでた児童クラブの障害児の受け入れ改善については継続審査となりました。
 
  
 

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