• 23
  • 5月
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介護度2、癌の治療中、89歳の姑の介護をしています。
といってもそんなに深刻ではありません。今は2週間から3週間の抗ガン剤治療で市民病院に入院、そして2週間から3週間は在宅介護生活、その繰り返し生活で2年すぎました。
家にいる時は週三回デイケアに行ってます。1日家にいる時は、三度のご飯の間はほとんど、テレビ見ながら寝ています。家にはいま、夫と次男と私が同居していますが、みんな仕事なので、出来る人が順番に三度のご飯を作りに帰ることでなんとか、やりくりしています。
トイレは自分でなんとか行けれますが、だれもいない時に、転けたりしたら大変。帰ってみたら時々排泄失敗したままだったり、トイレの前で座り込んだままだったりと
ヒヤヒヤしながらのツギハギ介護生活です。

お風呂はデイケアのは嫌がるので家で私が介護していますが、本人も面倒だからと嫌がるので、週二回から三回程度。

結構太めだったのに、痩せて小さくなった体を見ると胸が痛みます。

姑は、舅を60代で亡くし、県北の田舎でひとりで頑張っていたのですが、西大寺に私達が家を買ったころから同居となり、私がこの仕事に変わってから、子どもの世話やご飯、洗濯など大活躍。
どの子も、親が多忙な中、なんとかぐれずに、心根が優しいのは、きっと同居だったからだと思います。

私の実家の母が長い施設生活だったので何もしてあげられず後悔しかないのでその分、姑にはじゅうぶんなことをしてあげたいと思ってますが、なかなか忙しくバタバタ。

この写真は、昨年の米寿の時、みんながおばあちゃんに会いに来てくれるように、こういう行事を企画するくらいしか出来てません。

それでも、入院中は家に帰りたい!と言ってくれるので居心地いい家にはなっているのでしょう。

今回、新しい市民病院に入院してるのですが、新しい環境か、認知症がすすみ、妄想が激しくなっています。
私が2日覗かないと、みつえさんがいない探してーと、深夜に看護師さんを困らせ家に電話して私がいることを確認したり、8階の病室から見えるまちの明かりを田舎の風景と思い、みんなが集まっているのに、私は呼ばれないとか、いろんなことを言うようになりました。

それでも昨日娘を連れて行くと、孫のことはよくわかり、会話もしっかり。
昨年の娘の結婚式の写真を何回も見てニコニコ。

どのくらい、こういう感じが続いて行くかわかりませんが穏やかに、自分らしくいてくれるよう、皆んなでサポートできるように、孫たちに発信して、おばあちゃんに会いに来てと呼びかけることが私の仕事かなと思って
気負わずよりたくさんのは人を巻き込みながら介護生活を頑張っています。

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コメント1通

  1. 野良通信 さんからのコメント:

    こういう文章を読まされると身につまされます。我が母親も介護度でいえば、一です。幸いにして進み方の鈍いガんを身に潜ませつつ、心臓に爆弾を抱えて生きています(これらについて彼女は納得済み)。壁をたより歩くのを見てせめて杖をついたらどうかと提案したけれど拒絶された(年寄りに見られたくない!らしい)。月に一度ほどは姉が帰省して相手をしてくれています。コレは助かる。でも数日すぎて、姉が帰った後なんだかグッタリ寝込むみたいだ。こんな有り様は平和であるからこそ出現するこのクニの日常なんだろう。人口12000万。「家庭」なるものがその3分の1として~。400万家庭の大半が抱えている(なければならぬ)、課題なんだろう。これが政治の最優先課題に上らず、安全保障とか景気回復とかが当面の最優先課題なんておかしいですよね。

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