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  • 1月

日本共産党岡山市議団は、先日の議会運営委員会で多数決で決まった、議会個人質問の総時間数の削減に反対する内容の声明をだし、
記者発表しました。

以下    声明文です

     声明
個人質問の総時間数の削減に反対します。
議会質問は議員の本文です。
                        日本共産党岡山市議団

岡山市議会議会運営委員会(浦上雅彦委員長)は1月13日の委員会で、個人質問の時間を20分×人数で、会派内で配分する会は持ち時間制にすることの採決を行いました。 日本共産党岡山市議団は質問時間の削減になるとして採決で反対しました。議決権の無い市民ネットは反対意見を述べました。
 しかし議会が長いとして問題視する自由民主党岡山市議団、公明党岡山市議団、おかやま創政会の賛成多数により会派持ち時間制にすることが決定されました。
これにより、従前であれば最大30分×40人で1200分の個人質問が可能だったものが20分×40人の800分までに限られることになりました。岡山市議会は2013年2月に議会基本条例を制定し、議会の役割は「議決機関」ではなく議論を尽くす「議事機関」であることを明確にしました。活動原則として「市民の代表にふさわしい充実した審議及び審査並びに討議を行うこと」を定めました。

議員が市民から課せられている責務は、市政のチェックと政策の調査や提言です。公の場で市当局と議論を交わす個人質問は、市民の願いを市政に反映させる議員の本分です。その質問の総時間数を縮めるとは言論の府の充実に逆行しています。いかなる理由を設けようとも、市民の意見が公の場で表明される機会を減らすことに他なりません。これは民主主義の否定につながるものであり、私たちは決して容認できません。

議会基本条例の趣旨に則れば、議会質問は短縮ではなく充実を図るべきです。

私たちは引き続き質問時間の確保を求め、充実に努めていきます。

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