• 03
  • 2月
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「みつえさーん、おにぎりくらいするよー」
昨日の深夜の3時頃のこと
部屋から台所まで来て、姑が、私を呼ぶ。妄想が始まったのだ。
「大勢の人が来て、あんたも料理大変じゃろー、おにぎりくらいしようかと思って,
でてきたんじゃ」と極めて真剣な表情で言う。
「大丈夫、もう食べて帰った」と言うと、
「ありゃーーいつの間に、遅かったなぁ、また言うて」と部屋に帰って行った。
いつか見た映画の、「認知症の妄想は人生の忘れ物を探すような感じでいろいろみえるのでは?」と介護をしている息子さんのセリフを思い出した。
それならばこの妄想は私に原因があるのかも?
とにかくいろんな人が来る家なので。
まだ新婚のころの狭い借家のときも、職場の民青班のたまりで、用事できていた姑におにぎりを頼んでいた。
私がこの仕事になり、本格的に同居になっても、家族とうまくいかなくなった子どもの友達や姪などがしょっちゅう長期滞在しており、その度にカレーや、煮物などおばあちゃんに頼んでいた。
きっといつも人が来てみつえさんがバタバタしているというイメージが残っているのかも。
現に今も一人、居候がいるし、ニセ孫ちゃんファミリーがしょっちゅう来ている^o^

小さい田舎で親戚に囲まれ一人暮らししていたおばあちゃんにはカルチャーショックだったのかもしれない。
血より濃い水、
来るもの拒まず繋がろう!という考え方も感覚で理解してくれてるからこういう妄想になるのかなぁー。

この写真は米寿の時のお祝いのもの。今年で90歳、
できるだけ家で過ごしてもらいたいと、週5日のデイケアを利用しながらなんとか在宅介護をしています。
今まで私が選挙もふくめて、振り回してきたので、今度は私が振り回される番なのでしょう^o^

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