• 05
  • 6月

共産党県委と民進県連 香川選挙区で確認書

たなべ健一野党統一候補(日本共産党公認)が挑む参院香川選挙区で、共産党香川県委員会の松原昭夫委員長と民進党県連代表の小川淳也衆院議員は3日、確認書に調印しました。小池晃書記局長が4日のたなべ候補の事務所開き(高松市)で全文を紹介すると、「おーっ」とどよめきの声が上がり、拍手が起こりました。小池氏は「(党への)誤解や先入観をお持ちの方もおられます。こうした形で改めて文書で確認書を交わしたことは大変重要です。丁寧に一つひとつの誤解を取り除きながら、一歩一歩、山を登るように野党共闘を力強いものにしていきたい」と語りました。

基本的事項の確認書

本参議院選挙を通して、安保法制の廃止及び憲法違反の閣議決定の撤回を目指す。同時にアベノミクスの失敗と弊害を追及し、安倍政権の打倒を目指す。そのために野党4党の共闘路線を重視し、有権者の正しい理解を求めるため、以下の両者は04年共産党新綱領の趣旨に従い、改めて以下を確認する。
(1)今日の日本社会に必要なのは社会主義的変革ではなく、資本主義の枠内での民主的改革であり、私有財産の保障が基本となる。
(2)平和外交を重視するが、日米安保条約の廃棄や自衛隊の解消という共産党の政策は野党共闘に持ち込まない。
(3)天皇制を含めた現行憲法の全条項を守る。天皇制のあり方は、国民の総意によって決せられるものである。
(4)一党独裁制を否定し、議会制民主主義及び選挙による政権交代制を堅持する。
(5)地方自治の確立、労働基本権の擁護、男女平等、信教の自由及び政教分離原則の徹底を図る。

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