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- 9月
岡山被爆2世・3世の会の一周年記念として被爆コンサートが開催されました。私も被爆2世として会の発足からかかわり、世話人の一人として活動しているので感慨無量でした。
広島から被爆ピアノを持ってきてもらい演奏するという企画です。200人の参加で大成功。参加してくださったみなさんありがとうございました。
被爆者会の土屋さんから、被爆した当時の状況を紙芝居で語っていただきまず被爆の実態をしっていだきました。
そして被爆ピアノを全国あちこちに運んでいる調律師の矢川さんからこのピアノの紹介。被爆当時はお医者さんのむすめさんであった17歳の女性のものでしたという背景を語られました。
同じ年頃の山陽学園高校の生徒さんがまず被爆ピアノを演奏。制服姿の彼女に、当時の持ち主の女性が重なり、涙が出ました。
その後岡山協立病院の竹内医師とバイオリンのコラボ。
バイオリンの音いろがまたまた素晴らしい
そしてメインは体内被曝で生まれた被爆2世のジャズピアニスト好井敏彦さんによる軽妙なトークとピアノ演奏。
素晴らしい演奏でまさに被爆ピアノに血が通い魂が移り生き生き生き返ったような音色に会場中が魅了されました。
最後は会場の皆さんと花は咲くの大合唱。
おまけに会場からリクエストがあり「原爆をゆるすまじ」の大合唱。被爆者の方々が泣いておられたのがこちらも感動しました。
閉会の挨拶で3世の眞鍋さんが4世を抱っこして登場。未来につなぐ素敵な締めくくりでした。
結成一年で自画自賛ですが活動も今日の記念コンサートも成功させる会のメンバーの結束力と行動力に感動しました。
また当日ボランテイアで参加してくれた山陽学園高校、中学の生徒さん、先生、
ピースマスクプロジェクトのみなさん、当日力仕事をかって出てくれた
PPO岡山の若者たちに感謝します