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群馬視察2日目は、前橋子ども図書館です。商店街の真ん中にあった撤退したデパートの跡ビルを市が買い取り「前橋プラザ元気21」というビルに再生。地下はスーパー、1階は観光課とコンベンション協会2階に子ども図書館とこどものプレーパーク、3階?5階が中央公民館など市民向けの施設6,7階は福祉専門学校に貸与というビル。この2階に図書館とプレーパークという無料解放の子育て支援施設を持ってきたのは大成功で人の流れがかわったそうです。
そして肝心の図書館は1563?もあり68000冊以上の書物。0歳?15歳までが対象ということで子どもの目線、展示方の本棚で手がすぐ出せる、本が近い!という印象。木のぬくもりのあるイスやモニュメントは司書のアイデアで親子の評判がいいそうです。もともと前橋市は大正時代から公立図書館があり、35万人の人口で市立図書館のほかに11箇所の中学校区の公民館にすべて地区図書館規模の図書館があり、その上にこの子ども図書館ですから・・・素晴らしい!の一言。市長は子育て支援に力をいれているとかで、子どもの医療費も中学校まで無料なのです。この日は雨だったせいか隣のプレーパークは親子連れ、孫連れで超満員。運営はNPO法人に委託しており子育て相談も行なっています。利用者は無料ですから、図書館、プレーパークに親子連れが毎日来場し、公民館は講義生が毎日、そしてその世代間交流もおこなわれ、またその人の流れが地下のスーパーや商店街に流れ、商店街も活性化したと喜ばれていました。
これぞ公的な仕事だ!と私は感動したのでした!!