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  • 6月

篠崎さん遺書文化体験ネット西大寺子ども劇場がこの夏とりくむお芝居「知覧・青春?アイ・アム・ヒア!?」の実行委員会の初会合がありました。今日はそのお芝居を作られた劇団道化の作家篠崎省吾さんを招いて、このお話ができるまでの取り組みを聞いた。

このお芝居は、知覧・特攻隊をテーマにしているのだが、なんと作成の段階から高校生や大学生、若者を巻き込んでつくったというのです。最初に戦争のものをするといったら若者達は「暗い」とのってこなかったそうですが、ラブストーリーをしたいという思いをベースに1945年頃の知覧のラブストーリーを探してお芝居にしようということで出発したそうです。

調べていくうちに、「聞けわだつみの声」の上原良司さんのこともわかり、彼の「好きだと言えなかった」ラブストーリーにであったそうです。そしてその話をベースに若者達が自分のおばあちゃん達の体験やたくさんのその頃の本などを調べて、いろんな意見交換をしながらできあがったお話だと篠崎さんが話してくださった。

私もイメージを持ってもらおうと、へいわかんの人の協力でみつけた、上原良治さんの遺書のコピーを持って行って紹介しました。誰よりも作家の篠崎さんが喜んでくださり、本人の文字は始めてみたと・・・・

今日の実行委員会でも、「特攻隊で死ぬことがわかっていたから、先がないと知っていたから、上原さんは好きな人に好きだと言うことができなかったのですね」という感想が出ていましたが、そういう時代があったことを若い人達に感じてもらうのが西大寺で取り組むおおきな意義です。

この実行委員会は大人の実行委員会と、高校生、大学生が中心の「知覧・青春・プロジェクト」と名づけられた実行委員会とのコラボレーションが大きな魅力です。 あと2ヶ月しかありませんが私も実行委員として、このコラボを楽しみたいと思います。わくわく・・・・本番は

2008年8月23日(土)18;30?西大寺市民会館にて、前売り2300円です。ぜひ見てください

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コメント2通

  1. 摂津 さんからのコメント:

    偶然拝見いたしましたので、コメントさせていただきます。
    大変失礼な話ではありますが、私は、今まで共産党の方々は、自国の戦死者に冷たいというイメージを持っていましたので、上原大尉のことを取り上げてくださっていることを、とてもうれしく思いました。
    私は、過去の戦争被害者(日本の将兵、侵略戦争に巻き込まれて亡くなったアジアの方々、連合国の方々)すべての方々の痛みに思いをはせ、戦争のない、平和な世の中を切望する者です。
    戦争関連のことになると、どちらかに偏るのが解せなく思っております。
    追記;今、上原さんのような、純粋に異性を想う日本人って、少なくなりましたよね。なんか、パートナーのとっかえひっかえが当然みたいに言われてて、遺憾に思ってるので、上原大尉はその面からも、個人的にそんけいしています。

  2. 竹永みつえ さんからのコメント:

    摂津様

    コメントありがとうございます。日本共産党はどこの国であろうと、戦争はあってはならないこと、どんな人間の命もたいせつにしなければならないが立党の精神です。
    「好きな人のために生きたい」当たり前の願いが国の政治によってつぶされることが内容に、摂津様とおなじ、平和な世界をめざしています。

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