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- 8月
夏期セミナーの最後は、我らが岡山のウイメンズ上村の上村茂仁さんの理論講座「メール相談から見えてきた若者の事情」。毎日200人以上の子ども達のメール相談に答えている上村先生は正しい性教育の啓発を頑張っていらっしゃる方です。家族にはなかなか相談できないと言う生々しいメール相談の内容にやはり早くから正しい性の知識をこどもたちに教えておかないといけないと実感しました。だって中学生の女の子で学校で避妊のことは教えてもらっていなかったから中学生は妊娠しないと思っていたと本気で言ってくるこどもがいたとか・・・
教育の罪ですね・・・・そして、講座の最後は川口子どもネットワークの金子由美子さんの「思春期の育ちなおし」という内容。今回のテーマだった「こどもの現実をみつめ今性教育にできること」という内容に沿うお話でした。男と女の性の間に多様なグラデーションがありその間に、性同一性障害の方やセクシャルマイノリティの方々がいる、どんな性も尊重できる社会をとまとめられた今回のセミナー。
最後に800人以上の参加者を前に「僕は同性愛者です」とカミングアウトした若者に大拍手。最後まで熱い!セミナーでした。そうそう余談ですがわが日本共産党は国会でもいち早くセクシャルマイノテイのことを国会でとりあげ、セクシャルマイノリテイの方々の後援会もあるのです。カミングアウトして活動しておられる方もたくさんおられます。岡山ではまだまだですが・・・
さて来年は熊本、もうすでに熊本実行委員会がたちあげられており頑張るぞーと言う元気な決意表明で幕を閉じたのでした。