• 20
  • 9月

ohana議会で忙しくオリンピックのようにゆっくり見ることができなかったパラリンピック。今日NHKの総集編をみて感動。どんなに重い障害があろうと全力で頑張る姿に感動しました。義足の方の走る姿に私は小学校3年生のときのみかちゃんのことを重ねてみていた。

みかちゃんは左足が膝から下が無く義足だった。転校してきた3年生のとき春なのに厚いタイツをはいて義足を隠していた。私は初めて接する転校生の義足の女の子に、最初は同情心で友達になった。

もともと世話好き、おせっかいの性格で常に一緒にいることが親切だと勘違いしていた。だから一学期の終わりに始まったプールも見学するみかちゃんにひっついて、私も理由をつけて一緒に見学した。しかしそれは親切だとは言わないと、ある日みかちゃんから学んだ。

夏休みがはじまっても厚い白いタイツで義足を隠してすごす、みかちゃんにつきあって、私も室内の遊びばかりしていた。そんなある日、「ほんとうはこんなタイツはいや、脱いで堂々と過ごしたい、私もプールで泳ぎたい、みんなと体育がしたい」と本音をぶつけられたのです。そして絶対に義足をとってもおどろかないでほしい、一緒にプールで泳いでほしいと言われ、プールに行ったのです。

初めてのプールにはしゃぐみかちゃんを見て、初めて私は今までしていたことが同情だったと思い知らされたのです。「なーんだ、泳いでみたらたいしたことなかった、もっとはやく勇気をだせばよかった」と笑顔のみかちゃんに、どんなしょうがいがあっても、健常者と同じように過ごせる環境と共に生きる仲間が必要なんだと子ども心に感動したのでした。

私が「障害のあるかたがたとしっかり向き合いともに過ごしたい」という気持ちを持つきっかけとなった出来事でした。今45歳になったみかちゃんはどこでどうしているだろう?きっと「なんだしてみたら、たいしたことなかった!」って新しいことに挑戦しているような気がして、パラリンピックの選手の中にみかちゃんを探してしまったのでした!!

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コメント2通

  1. yonago2 さんからのコメント:

    そんなところに、今のみつえさんの真のやさしさの原点があるんですね。

  2. 竹永みつえ さんからのコメント:

    なんか、そんなに言われると恥ずかしいなー?( ̄□ ̄;)

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