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  • 10月

ゆずり葉の鐘私が社会福祉法人旭川荘を退職し10年がたった。今でも在職していた施設(旭川児童院)のこどもの里親ボランテイアをしているので時々行っています。今日もその子の成年後見人になるための準備に行っていた。もちろん本当のご家族がなっていただくのが一番いいのでその調整を待って入るところですが・・・・・10年たつと保護者の方も歳をかさねられて・・・・

?誰々のお父さんが亡くなられたとかお母さんが倒れたとか深刻な実態をお聞きし、あらためて「私たち亡き後のこの子達のことが・・・」とよく話されていた保護者のみなさんのお顔を思い出し胸が痛くなりました。

ただその心配をうけて今成年後見人の制度を組織としてうけようとNPO法人のたちあげの準備もすすんでおりそういう意味では明るい兆しもあります。

私が退職して10年、福祉施設も措置から契約になり大きく様変わりしました。福祉の概念さえなくなりいまや保険の時代・・・・だからこそあえて私はここで学んだ福祉の心にこだわりたい・・・

「?天を敬い人を愛する人間尊重の精神?
生命の尊厳を大切にし、すべての人が共生できる人間尊重の社会の実現を目指します。」

これが旭川荘の理念です。日本共産党と同じなんだけどなあって思うのはわたしだけでしょうか?

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コメント1通

  1. 清水 博 さんからのコメント:

    10・31行動に向けて、岡山県に向けた要請行動の要望書原稿を作成しています。
    障害者自立支援法とそれに付随しながら改悪された、単県医療費一割負担の導入等どう見ても「旭川荘の理念」とは完全に掛け離された制度導入、それの先頭に立たれたのが「江草理事長」とは皮肉なものです。

    特に施設で暮らす仲間達を思う時なんともやりきれない「怒り」が込み上げてきます。

    成年後見制度についてももっと抜本的に誰でもが気軽になれる制度に改める必要を感じるのは私だけでしょうか?

    先日の新聞記者への単県医療費制度・障害者自立支援法の応益負担の実態を話す中、記者から「そんなに負担が大きいのですか?信じられません?」とびっくりされていた顔を覚えています。

    私達は10数年前に結婚して施設からでていたのでこの本当の痛みはわからないものの「理解して」障害者運動に本気で」取り組むものです。

    しかし、施設に暮らす仲間達の悲鳴をどのようにして変えていけるかこれからが、本当の闘いになるものと思います。

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