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- 11月
視察から帰った13日の夜はその足でウイズセンターで行なわれている先日写真展をおこなった大藪順子さんの講演会に参加。(いっしょにパチリ。)彼女自身もレイプ被害者なのだが、フォトグラファーとして被害者の写真をとり、メッセージを伝えている。アメリカは日本と違ってレイプクライシスセンターがシステムとして確立しており被害後のカウンセラーも無料で受けられるなど環境はととのっている。
今回この講演会を主催したのが被害者サポートセンターおかやま(VSCO)で岡山でも被害者支援の団体が立ち上がり活動を深めていることにも励まされました。
実は9年前、議員になったばかりの頃、レイプのご相談があり、被害届けを出しに行くのに被害者の方と警察に言ったのですが、女性の刑事はいないし、他のところから女性の刑事にきてもらって話をきいてもらったのだが「何で逃げなかったの?」といわれ二次被害に。そのうえ告訴しようと被害者の方を励ましていたのに家族からストップが・・・・家族の体裁が悪いという理由で・・・・今日の大藪さんの話にも被害者のほうがせめられるのっておかしいというのが何度も出てきたが、その時もまったくそういう対応で結局被害者が泣き寝入りし、私も無力感だけがのこり・・・・そんなときサポートできる団体があればと切実に思っていたので
岡山でもできたことは嬉しいとおもった。「もちろんレイプはあってはいけないことだけど、この事件があったから今の私がある」とまさに「たちあがる選択」をした彼女の生き方は世界中の女性の励ましになることでしょう。