• 17
  • 12月

りゅうもうすぐ愛犬リュウの三回忌になる。15年生きた彼のあとペットは飼っていない。最後は目も耳も遠くなり最終的には足も立たなく寝たきりに・・・・本当に老衰という感じで、こどもたちが深夜も起きて介護をし最後をみとった。

もとはといえば、小さい頃親の反対でペットが飼えなかった夫が飼いたいと雑誌でみつけた柴犬の赤ちゃんとの出会いが始まりだった。私はといえば・・・

子どもの頃は白い猫からはじまり、雑種犬、文鳥、ハムスター、ハツカネズミなど・・・・結構ペットを飼っていた。祖母も母も動物が好きだったから・・・・それでもやはりどのペットともお別れは悲しい思い出。

雑種は皮膚病になり祖母が保健所にひきとってもらった、文鳥はある日籠から逃げ・・・ハツカネズミといえば

蛇に食べられ・・・・・それでもその一つ一つがいい経験になっているような気がします。ちょうどリュウの介護が始まった頃、長男も次男も高校、中学で反抗期まっさかり。話せば解るというような時期ではなく、なんで親って自分達の気持ちをわかってくれないのか?という憤りや悔しさを直接暴力という形にはならなかったけど

それでも壁をなぐったりという形に表れ・・・男の子って大変!と手を焼いていた時期でした。

それがリュウの介護で2人とも一変して、力をあわせて命を救う努力をしてくれたのです。

そして家族で看取ることができて、みんなで大泣きして1つになれた気がしました。

こどものときからあたりまえのようにいた犬の存在が子ども達にとっては大きかったのでしょう。まさに愛犬リュウの最後の贈り物が家族をつないでくれた愛だったような気がします。

あれから三年、もうみんなすっかり大人・・・あいた壁の穴もいまはきれいに補修されています。

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