• 09
  • 1月

岡山市の升田で8日未明、介護疲れで60代の息子さんが90代の寝たきりのお母さんの首をしめ殺害したという悲しい事件がおこりました。
以前は岡山中央福祉会のデイサービスなども利用したことがあるそうですが、担当ケアマネージャーが他の法人であるため利用をやめたあとの情報は途切れたままだったそうです。事業所間では限界があるとおもいます、こういうときこそ包括支援センターが地域の方々との連携で、悩んでいる方などに手をのばすことができるシステムになっていれば・・・と悔やまれてなりません。

とてもまじめに一生懸命介護されていた方だそうで、本当に思いつめる前に相談ができなかったのか・・・・事業所等を利用しているときはいいですが なくなればなかなか家の中までのことは手が届かないというのが今の実態です。
二度とこういう事件を繰り返さないためにどうすればいいのか?しっかり議論して行きたいと思います。

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コメント1通

  1. さとうしゅういち さんからのコメント:

    男性介護者は今急増していますよね。

    現役世代が親の介護を担う場合には、退職という場合も増えています。

    もちろん、女性のほうが、介護による退職者は多いのですが、男性でも増え方は異常です。

    旧来、介護は女性、という固定観念があっただけに、それはもちろん、女性に負担を強いていたのですが、いざ、今まで家事の経験が少ないような男性が担わざるを得なくなれば、すさまじい弱者に転落します。

    また、男性は、女性よりは、周囲に悩みを話すことも少ない。「武士はくわねど高楊枝」という伝統があるでしょう。

    それは、よくない。

    3月8日には、「男性介護者と支援者の全国ネットワーク」が発足します。男性介護者に焦点を当てる。

    このことで、女性もやはり介護しやすくなる環境が整います。

    http://hiroseto.exblog.jp/9362738/

    また、企業も、ワークライフバランスに真剣に取り組むべきでしょう。働き盛りの労働力を介護で失うのはばかばかしいことです。

    これからは、女性だけでなく、男性にも等しく、ワークライフバランスの恩恵は及びます。

    男性介護者の問題を突破口のひとつに、女性も男性も暮らしやすい社会を!とおもいます。

    がんばりましょう!

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