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- 2月
2月9日は手塚治虫さんの命日でした。西大寺憲法改悪阻止共同センターで毎月9の日は、西大寺駅前で宣伝をしています。
私は今日の宣伝で、漫画家の手塚治虫さんのことに触れさせていただきました。私自身、ジャングル大帝のレオから始まり、リボンの騎士、メルモチャンなど小さいときから大好きだったのです。
そしてそのどれもが、自然の中で生きる厳しさ、男女平等、人権、平和など大人になってみると深いメッセージが入っていたことに気づく。今週の赤旗日曜版(8日付け)では・・・
そのことが詳しく書かれていました。
戦争時代は、空襲の恐怖、食糧難だけでなく漫画を見る自由、描く自由を奪った。
「平和・・・いい匂いのする言葉だな」「が ほんとの平和 いいにおいはまだこない・・・」
という言葉を残し、晩年の作品で、こどもを未来人と言って地球の未来を託しガラスのようなもろい地球を救うことを訴えたそうです。
「ぼくは人間がいとおしい、生き物すべてがいとおしい。あの罪もないたくさんのこどもたちを思うとき、とても人類の未来をあきらめて放棄することはできません」と地球の環境汚染、温暖化、自然破壊、戦争反対を漫画を通して伝えたかったとのこと。
手塚治虫さんが亡くなってもう20年。このメッセージを未来人にどんどん伝えなくては・・・人間が大切にされるためには、憲法9条、25条がいつまでも輝き続けなければいけません。