- 20
- 3月
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2月議会が終了しました。
我が文教委員会では、学校給食の食物残渣の堆肥化事業の生ゴミ処理機購入予算1300万円余を可決凍結しました。
この事業は、すでに福田中学校でモデルとして行なわれていましたが
その総括も無くまた詳細な全体計画も無く、高い処理機を買って、それでできた堆肥が本当に農業に使えるのか?保管、検査、ルートなど何も決まっていないことが議論をしていて明らかになり、全会一致で予算凍結としました。市教委として、学校給食の食物残渣をどうするのかという視点にたち、全体計画をもつことや、堆肥の保管や検査、ルートなどちゃんと考えることなど付帯決議をつけました。また総務委員会では
政令市にともない区ごとに設置を計画している区民会議について大議論に。区民会議に1000万円までの予算をつけ議決権をもたせ、メンバーは連合町内会長を中心とした地域の方々・・・・これでは議会と区民会議で議決結果が違ったときなどどうするのか?区民会議の設置目的、調査、審議の対象事項などあまりにも不明確なことが多く60万円の予算を減額修正することで決着となりました。
どちらにしても、これは市長不信任ととられてもいいことくらいな重要なことです。1つの議会で凍結や減額が2つもでるなんて・・・
また総務委員会では、岡山市が1000万円出資し2,3%の株主となっている、市の第三セクター(株)リットシテイについても大議論に。なんと「無償減資」について議会に報告していないことが明らかになり市民の税金をつぎこんでいるのにそんなことでいいのか?議会軽視だ!そもそもこの事業は前萩原市長が、儲かるIT事業だと鳴り物入りではじめたのです。もうかるどころか132万円の損失が出ています。
その経過を総務委員会では明らかにしていっており、昨日も深夜まで議論が続いておりました。減資について上司の指示で報告しなかったと述べた職員に対し、上司である局長は「記憶にない・・・」という答弁、まるでミニ国会のような構図に、議員たちも怒りがピークに。一時は100条委員会の設置ということも考えられましたが引き続き4月以降も総務委員会で議論するということになり、落ち着きました。
「議論をつくす」岡山市議会はおもしろい!と傍聴者が言っていましたが、一日で終わった委員会はなく、文教、建設は3日間、総務委員会は5日間も議論しました。
百聞は一見にしかず!次回はぜひ傍聴においでください。