- 20
- 4月
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夫の父の25年目の法要が、夫の里(真庭市美甘村)で行なわれ18日の夜から里に帰っていました。
法事というのは、家で行なうのがこの辺の地域の常で、これが結構大変なのです。30人分の食事、お膳、住職さん4人の接待、お墓参り・・・など「嫁」としても私の任務は大変で、私としてもプレッシャーの行事なのです。
久々に会う親族にとっては楽しみで涙の再会や、結婚、就職など喜びの報告もあり、それはそれで親族が集まることはとても素晴らしいこと。
結構高齢の方々にとっては、こうやって集うことがとても意味のあることなのだと思います。日頃、宗教とは無縁の私たち夫婦は、拝む順番や、お供えのしかたや、お仏壇の並びなどわからないことも多く、ちょっとちぐはぐしちゃいましたが、みなさんのサポートでなんとか無事終了。何もかも終わったのは夜でしたが、そのあと慰労をかねて、となりの新庄村のがいせん桜をいっしょにまかないをしてくださった方々と見に行きました。 基本的に美甘の家は、留守にすることが多いのでもともと美甘に住んでいる親戚の方々にお世話になり、今回の法事も事前の掃除や草取りなど本当によくしてくださいました。
今日の法事の主役である夫のなくなった父親が生前、共産党の村議もしていたときもあり、父に世話になったという方々が、今私たちにお返ししてくださるというありがたい循環型社会が構築されています。
3人の我が子も、みんな仕事の都合をつけて参加でき、なによりおじいちゃんが喜んでいるのではないかと、みなさんも涙を流し喜んでくださいました。多くの方々に成長を喜んでもらっているという実感は、こどもたちにとっても嬉しい出来事のようでした。
世代を超えて今度はこの子達が、人のあたたかさやつながりを次の世代に伝えてくれれば・・・と思います。
23年前に結婚した頃、この法事の行事が苦手で
恋愛中は何も感じなかったけど結婚した途端「長男の嫁」を実感し、憂鬱になっていましたが、
今ではそんなことが嘘のように、親戚の方々と触れ合うのが楽しくなりました。でもひごろしない?おさんどんを一気にしたのはちょっと大変だったかな!!