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私の入っている全国‘人間と性’教育研究協議会のメンバーでもあり、「いのちの授業」とりくみが全国的に取り上げられていた、大分県の養護教諭、山田泉さん。彼女は乳がんで今年の春、旅立ちました。
亡くなる前に、五円玉のご縁でつながったベトナム孤児のチェリスト、エリックさんとの交流を描いたドキュメント映画「ご縁玉」。今日はその上映会と生前山田さんと交流のあった朝日新聞記者の上野創さんを招いてシネマトークを、岡山の性教協のメンバーで取り組みました。
いのちの尊さ、そして生きるということ、また人とのつながり、そして自分の今・・・など
さまざまな感動と勇気と癒しをこの映画でいただいたような気がしました。
そのあとの上野さん(写真私の隣)を囲んでの交流会でも、山ちゃん[山田泉さん]の人となりや、もっと深いお話や、また上野さんもガンを克服された方なのでその経験談などお話はつきません。
そして性教協のメンバーも、こどもの虐待と向き合っている職場の方や、元養護教諭や、DV被害者の相談員さんなど、しっかりと仕事にも人にも向き合っている方々ばかりなので、話していても本当に刺激的だし、楽しい時間でした!
「今日はいい日だったなー、生きるっていいなー」と家に帰って一番に出た言葉でした。
山ちゃんが亡くなる寸前に「生きるとは人のために尽くすこと、これで終わります」と言いみんなの拍手を確認するように亡くなったそうです。実は私、去年、性教協の夏期セミナーで
モルヒネ治療の大変なときに参加していた山ちゃんにお会いしていたのです。
その時に彼女が言った「今日会いたい人に会っておこう、行きたいとこに行っておこう、
したいことをしておこう、明日死んでもいいように」の言葉のように、一秒一秒を大切に生きなくてはいけませんね!
09年10月18日 23:36:53
ズシンとくる重みのあることばですね、そのときの彼女の言葉。無為に過ごすことのおおい私にとって―。
09年10月19日 1:04:50
本当にそうです。今を生きることの大切さを教えてくれた気がします。