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  • 11月

あかねさん

11月29日、岡山市中央公民館で、子育て教育なんでも相談ネットワークの総会があり、私も参加させていただきました。

今日の記念講演は、作家の 旭爪あかねさん。以前しんぶん赤旗に連載されていた「アンダンテ?稲の旋律?」の作者です。

彼女自身、親の思い、願いをうけとめ、期待に沿おうとがんばってきたが挫折しひきこもりになったという経験をベースに小説を書いたのだそうです。農業とであったことで「大丈夫、ころんでもいいんだよ」ということを学んだと語られました。人間のいのままにならない自然が開いてだからこそ

曲がった道でも稲はまっすぐそだつ、ありのままでいいとおおらかな心をもつことを知ったとのこと。まだ、病気と闘いながらということですが・・・

ひきこもりは「克服」するような敵ではなく、しんどさからすくってくれた味方だ、いつかわ抜け出せれると信じて付き合うことよかったと、淡々と語られるその誠実な姿に、今の若者像を重ねてエールを送りたくなりました。またこの問題は個人的な問題でなく、社会の問題につながる、競争社会の中で若者達は闘っている、また親の夢を押し付けざるを得ない親世代の青春は夢ももてない戦争時代。どうにもならなかった社会の犠牲者だったことも忘れてはいけないとかんじました。

だからこそ平和を持続するように働きかけることも必要です。

ひきこもりの経験があったからこそ、いろんなことに気づかされたと語られた旭爪さん。

なんと・・・・今度はこの小説が映画化されるのです。

岡山では来年2月11日(木)岡山県総合福祉会館、午前10時半、午後13時半、16時半の三回上映です。1200円です

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