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  • 12月

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全国女性シェルターネット主催の、「DV家庭における性暴力及び性虐待被害者当事者の支援者養成講座」に参加しました。中四国から大勢の参加でした。

まず、全国女性シェルターネット共同代表の近藤恵子さんより「日本における性暴力被害の実態」について講義がありました。特にDV被害の今の日本の現状は、3日に一人ずつ妻が夫の手にかかって殺されている、なのにそこまでの状態なのに、保護命令の審理期間が平均12日以上かかる問題を指摘。そしてDV犯罪は不処罰なままということも司法の世界のジェンダーの視点のなさを問題とされていました。またDV家庭ではパートナーの半数以上が性暴力を夫から受けており、6%の子どもが父親から性暴力をうけているという実態に、包括的な性暴力禁止法が必要だと訴えられた。

この法制定は性暴力そのものの禁止と、被害者支援などもっと大きな事業に繋がる第一歩になると、力強くしめくくられました。

そして講義の二つ目は、東京都の婦人保護施設いずみ寮の施設長の横田さんから、ケースを紹介しながら生々しい話が続いた。そのほとんどが父親や義父からの性暴力被害をうけており、精神的ダメージが万引き、薬、風俗などに依存してしまい、どうしようもなくなっている被害者達。

そこに正面から立ち向かい、受け入れ、長い方は10年以上のスパンで、個々にあった支援をしているとのこと。だからこそ専門職や地域資源を活用しネットワークを組むことが重要だと話された。そして最後は、岡山県の福祉相談センターの薬師寺さんから児童虐待の実態を報告。

事実から出発することの大切さ、そこに被害者がいるから、支援し法につなげる、行政の役割、団体の役割、さまざまなことを考えさせられた講座でした。

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コメント2通

  1. 匿名 さんからのコメント:

    昨日、旦那が中2娘に性虐待してることが分かりました。私は4人の母ですが離婚して父子を離す経済力がありません。
    答えが出ません。
    どうするべきですか?

  2. 竹永みつえ さんからのコメント:

    一刻も早く父娘を
    離しましょう。経済力が無くても、逃げてくれば大丈夫です。子どもたちのこともなんとかなります。
    安心して相談してください。あなたが岡山の方なら、
    086-803-3366(さんかく岡山相談センター)
    086-223-5562 (犯罪被害者サポートセンターVSCOビスコ)
    また私にでも・・・086-803-1707 日本共産党岡山市議団竹永まで
    他県の方なら以下のところの近いとこへ。
    性暴力被害者支援センター・北海道   050-3786-0799(月~金午後1時~8時)

     性暴力救援センター・東京       03-5607-0799(24時間)

     ハートフルステーション・あいち    0570-064-810(月~土午前9時~午後8時)

     性暴力救援センター・大阪       072-330-0799(24時間)

     サチッコ               06-6632-0699(水~日午後2時から8時)

     性暴力救援センター・さが(県立病院内)0952-26-1750(月~金午前9時~午後5時)

     佐賀県立男女共同参画センター     0952-26-0018(火~土午前9時~午後9時)
                                    (日、祝日午前9時~午後4時半)
     
     ボンドプロジェクト(東京)     070-5594-1913(水、土午後10時~翌午前5時)
    とにかく早めのご相談を!

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