• 29
  • 3月

日本共産党岡山市議団の主催で国保制度を考えるシンポジウムを開催しました。

今回、「命のパスポートを守れ!-国保制度の再生を!-」というパンフレットを市議団として作ったのでその発表をかねてのシンポジウムでした。

わが党市議団では04年に、「国保制度の改善を求めて」というパンフレットを作って市に提言していました。その提言を受けて運動も広がり、その結果、岡山市は3年前から政策的繰り入れを行い保険料値上げをなんとか抑えることが出来ていました。

あれから6年、もっと市民の暮らしは大変になり、払える国保料にすることが命をまもることにつながると、あらためてこの期、パンフレットを改訂し、本当に国保が命を守る制度として再生できるように提言をまとめました。

わが党市議団の提案としては、まず、予防、そして生保基準以下の暮らしをしている低所得者の実態をつかみあらたな減免制度の設置を、また国の国庫負担率を45%に戻す運動を、そして市にも政策的繰り入れを増やすことを求めるなど具体的にあげています。   今日のシンポジウムでは市の国保課長谷村さんから、制度そもそもの説明と、やはり市としても国庫負担を戻してほしいと切実に訴えられました。

また医療の現場からはソーシャルワーカーの米田さんが、窓口から見える患者の実態を語られ、岡山市では手遅れ事例をださないようにとまとめました。

そして生活と健康を守る会事務局長の関藤さんから、国保料の徴収は料金課の担当で、料金課が人権無視の厳しいとりたてをしているという実態も紹介され、憲法25条に根ざした運動の展開の必要性と、国庫負担の復元を実現するために参議院選挙で日本共産党が勝たなければ!とちからづよい励ましもありました。

県社会保障協議会の川谷さんがコーディネーターをつとめて下さり上手にまとめて頂き今後の運動の方向性も見えた充実したシンポジウムとなりました。

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コメント2通

  1. yonago2 さんからのコメント:

    いい企画でしたね。改訂版のパンフレット、参考にさせていただきたいのですが…。市議団のHPに載ってますかね?

  2. 竹永みつえ さんからのコメント:

    ありがとうございます。もうすぐ載せる予定です!乞うご期待!!

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