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4月3日、4日と、新日本婦人の会岡山支部の「9条を考える舞鶴平和の旅2日」に参加しました。
1日目は自衛隊桟橋から舞鶴湾めぐりを船でしながら、ヘリポートや軍艦、護衛艦ドッグなどを見学。
舞鶴平和委員会の橋本さんが平和ガイドとして自衛隊の全容を説明してくださいました。ヘリ基地のない欠陥基地からヘリポートができ重要基地に変化したこと。また、舞鶴湾のたくさんの軍艦についても説明してくださいました。イージス艦「みょうこう」の常駐。新型補給艦「ましゅう」など
たくさんの軍艦が並んでいる湾は異様でした。
レーダーが360度、1分間に3000発のミサイルも配備しているそうで、もうすぐにでも戦争ができるように整備されている。最後の歯止めが「憲法9条」だ。だから使うまでにいたっていないなど、憲法9条の重要性をあらためて実感できました。
舞鶴といえば、「岸壁の母」で有名です。引き揚げの港だったところがこの日の丸の立っているところだったそうです。 引き揚げ記念館にも行って多くの引揚者の実態を学びました。また
橋本さんからは、原爆投下の練習が全国49箇所で行われており、舞鶴にも長崎型の原子爆弾が実験的に投下され97名がなくなったことや、被害の歴史だけでなく加害の歴史もどちらも事実としてとらえ、正確に後世に伝えることの大切さを教えていただきました。
また蜷川府政の時代に軍の施設が平和産業に変えられていたことが、歯止めに今もなっているとのことで、政治の影響も実感しました。おりしも、京都府知事選の真っ只中。
お忙しい時間を割いて、ガイドしてくださったことに感謝です!