- 29
- 4月
昨日から、岡山市役所1階ロビーで開催されている「中国帰省者問題写真展」を見ました。戦後中国に取り残され侵略者のこどもとして苦難の人生を歩んでこられた方々の歴史と今を写真や資料で追っています。
「生きるために日本語を忘れた」などの当事者の方々の言葉が迫ってきます。
中国残留邦人支援法が改正され日本への帰国後の生活保障など少し改善されましたが、まだまだ暮らしやすくはなっていません。あらたに高齢化や、二世、三世の問題もあります。今の実情もよくわかる展示です。ぜひ皆さん足を運んでください。
30日金曜日の朝9時から4時が最後です。中国「残留孤児」訴訟を支える岡山県民の会事務局長の小林軍治さんは自らも引き揚げの体験をもっておられ、ひとごとではないと地道な活動を続けておられます。小林さんにも会えると思います。ぜひ!!