- 03
- 5月
日本共産党の志位和夫委員長をはじめとする党訪米団が3日から開催される核不拡散条約(NPT)再検討会議に参加・傍聴し、成功に向けて働きかけるの目的でニューヨークに行ったというニュースがマスコミでも取り上げられました、
日本共産党の党首が訪米するのは、結党以来、初めてだそうです。
志位さんは国連本部などを訪問し、各国政府関係者、国連関係者と会談し、「核兵器のない世界」に向けてNPT再検討会議が成果をおさめるよう、党代表として要請活動を開始したそうです。
国連本部ではセルジオ・ドゥアルテ国連上級代表(軍縮担当)と会談。
志位さんは、日本共産党として、再検討会議で2点の合意が得られることを願っていると
第一点は、2000年の再検討会議で合意された核保有国による核兵器廃絶への「明確な約束」を含む「13項目の実際的措置」を再確認し、それにさらに上積みして、核兵器廃絶への流れを前進させる会議にしていくこと。
第二点目は、その具体的な方途として、米ロの新しい戦略核兵器削減条約(新START)、包括的核実験禁止条約(CTBT)、兵器用核分裂物質生産禁止(カットオフ)条約など、さまざまな部分的な核軍縮措置と一体に、核兵器廃絶そのものを主題とした国際交渉を開始することを合意すること。と訴えたと新聞あかはたに載っていました。
志位氏の要請に対してドゥアルテ氏は「二つとも、今回の会議で議論されることになる」と指摘。第1点目については「13項目に、どれだけプラスアルファがされていくかが、大切な点だ。努力していく」と応じたとのこと。
第2点目について、ドゥアルテ氏は、NPT第6条に従った核兵器廃絶のための国際交渉の開始は、08年に潘基文(パンギムン)国連事務総長が発表した「5項目の核軍縮計画」の第1項目でもあると指摘。志位氏の提案も「同じ方向のものだ」と応じたとのこと。
記事の最後に、書いてあったドゥアルテ氏の「大事なことは、たたかい続けること。ただし、核兵器を使わず、ハートと頭脳で」と言う言葉に明るい展望を感じました。
そうそう、我が党市議団からも、林潤市会議員がNPT再検討会議に参加しています。
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