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- 5月
辺野古について驚いたのはなんといっても、この剃刀の有刺鉄線。広い海岸に
張り巡らされ、ここから入ると日本の法律によって罰せられるという看板。日本政府は国民よりアメリカを守る立場に立っていると、思い知らされます。
この綺麗な海に新基地の計画。今までの安打と滑走路2本ヘリパットなど、基地の三分の二が海を埋め立てるという異常な中身です。またあらたに示された杭打ち方式でもジュゴンの藻場が犯されてしまいます。住民たちは1997年から闘いジュゴン訴訟など環境面からもこの計画が認められないことを証明してきました。写真右下のオレンジの屋根は、映画館、ボウリング場、ダンスホールなどが入っている基地内の娯楽場だそうです。もちろん思いやり予算です。
また、空き時間に、普天間基地が一望できる場所にも立ち寄りました。その間にも耳を劈くぐらいの戦闘機の音。
鳩山首相が視察した学校もすぐそばです。
この場所に立つとさすがに、日本の国の代表として住民のおかれている状況に心を寄せることができるのではないか?と思うのですが、
住民よりアメリカなのですね・・・・