• 31
  • 5月

長い間、西大寺の中央通でタバコ屋を営んでいたFさんがとうとう店を閉めた。長い間お疲れ様!とのぞくといつものようにちょこんと店先に座って笑顔で迎えてくださった。

「もう90になるし、タバコも難しい時代になったから閉めたんじゃー」といいながら少し寂しそう。

「お父さんが死んで一人でまもってきたんじゃもん、もうそろそろ・・・」なんていいながら、最近詠んだ歌を見せてくれた。「死は怖い、されど長寿はよりこわい」

高齢者の心情が伝わる歌を詠みながら、話がはずむ。

私が宣伝カーで店の前を通ると、飴をにぎって飛んで出てくるFさん、

お店をのぞくと、男前のなくなった夫さんのお話をしてくれたり、タバコは買ったことがなかったけど、私にとっては子どものときの駄菓子屋のおばちゃんのような存在で、ただ、おしゃべりするだけでほっとする存在です。

「何も売らんけど、店先には毎日座ってるから!寄られよ!」という心強い言葉に

反対に励まされました!!

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コメント1通

  1. 大野 さんからのコメント:

    いいなあ。ご近所にいらっしゃるだけで、ほっとできますね。

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