• 19
  • 7月

市職労主催で公民館のあり方を考える

「語り合おう!市民が主人公のまちづくりと公民館」という集いが開催された。

これは公民館を市長部局に移管するという動きが今、市当局から示されており、それに反対し、生涯教育の拠点である公民館を守るために会を立ち上げることも含めて、今日開催されました。

市当局は公民館に安全・安心ネットワークの機能をもたせ、市長部局に移管したい方向。今までの公民館運動と、専門職配置がほぼ全館という先進的な岡山市の取り組みを認識し

改めて公民館とは?を認識し教育行政としての意味や位置づけを再認識した内容でした。

今日の会の立ち上げが、市当局の一方的な動きに迫力を持って立ち向かう内容にしていかないと、あまりにも急速に進められている実態です。

より多くの人に、内容を広げていくことが求められます。9月議会では集中審議が必要です、私ももう少し勉強しなくては!!

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コメント5通

  1. 尾形秋彦 さんからのコメント:

    「市長部局に移管」することが、なぜ「生涯教育の拠点である公民館」を失うことになるのか、そのあたりのメカニズムを説明していただければ、と思いました。
    屋根の上に青い回転灯を付けて、走り回っている車を見るにつけ、きな臭い匂いを嗅ぐようなイヤナ気分はしていました。
    そんな事と、関係あるのでしょうか。

  2. 竹永みつえ さんからのコメント:

    公民館は戦後の民主化運動の中でうまれた国民の学習権を保障する施設です。戦後の運動の中で社会教育法に位置づけられて現在まできています。
    ですから、教育委員会の所管で、企画・運営への市民の直接参加が、地域における住民の学習権保障の場となっているし、その方向で岡山市は全館専門職を配置し、全国的にも先進的な取り組みをしてきました。
    市民部局に移管されることで、専門職配置はみなおされ、再任用などの職員の配置での人件費削減が目的だと思います。
    また、安心安全ネットワークの担当になるとそれこそ、行政の下請け機関、究極は国民総動員までつながる危惧もあると私は思います。
    ただ市長はそこまでは考えてなくただ、人件費削減、また安心安全ネットワークへの思い入れが強いということですすめられているようです。

  3. 尾形秋彦 さんからのコメント:

    丁寧なコメントをありがとうございました。
    もうひとつだけ質問させてください。
    しからば、教育委員会はこの話をどう考えているのでしょうか、だいたいの場合役所は既得の権限を手放すことに抵抗するものだと考えますが。

  4. たかだ けん さんからのコメント:

    「岡山の公民館のすぐれた活動は、これまで全国的に高く評価されてきただけでなく、何よりも岡山市に住む人々の「市民性」の育成、人と人をネットワークすることを通じて、まちづくりに大きく貢献したと信じます。
     岡山市当局は、かけがいのない岡山市民の財産である「公民館」を自ら放棄しようとしていることはまことに不可解で、不見識としか言いようがありません。断固再考すべきです。。これほどすぐれた岡山市の公民館活動の蓄積を、きとんとし評価もせず、財政優先でその機能を奪うようなことは絶対許されるべことではありません。

  5. 竹永みつえ さんからのコメント:

    高田さん、本当にそうですね。
    尾形さんのお返事にもなりますが教育委員会がそこまでの認識をもって
    財政部局と交渉してもらいたいのですが・・・
    それでも今回のことは、トップダウンという感じで、現場の声やそもそもの公民館利用者の市民の声はまったく聞いていません。これから私たちはその立場で議論するしかありませんね。

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