• 07
  • 8月

西大寺地方被爆者会の主催の原爆と人間展に行ってきました。峠三吉の

「いまからでもおそくない・・・」という文章が心に迫ってきました。

当時、広島で看護学生をしていたという平島在住の女性の方にお話を聞きました。

次から次へと運ばれてくる被爆者。そして次々に死んでいく・・・死体を運ぶまもなく次の患者の手当て・・・・腐敗した死体の匂い・・・・焼け爛れた傷口から湧き出る蛆虫をとりながら、またその傷口の匂いもすごかった・・・と

涙が自然に出てくるといいながら一生懸命話してくださった。

私たち、戦争を知らない世代はどうしても、聞いた話をイメージして、頭の中で映像化しそして当時の思いを共有しようとする。今まで私は、そういうイメージの仕方しかしていなかった。

しかし今日の彼女の話を聞きながら、なんともいえない、匂い、熱、暑さなどなどもっともっとイマジネーションを膨らまさなければいけないことを気づかされた。

こういう体験者の話を直接聞く機会がどんどん減っていくこれから、

私たちが次の世代に伝えるためには、しっかりと自分でイメージしておかないといけないと思いました。

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