- 12
- 9月
20歳で旭川荘療育センター児童院に保育士として就職した。
その時の、私の新人指導としてついてくださっていた先輩のMさんが、定年退職されて故郷に帰られることになり、送別会によんでいただきました。
今日はその時、一緒に働いていたメンバーが揃い懐かしい話に花が咲きました。
Mさんは、私に発達論のイロハを叩き込んで下さり、この仕事の醍醐味を教えてくださった、までもあこがれの先輩です。
今日も、具体的なこどもたちの話で盛り上がりました。人から人間に発達する道筋や、子ども自身から学べと、相手と向き合うことの大切さを教えてくれました。
また・・・
その当時主任だったM田さんとも久々の再会。M田さんのオリエンテーションは今でも覚えている。「ここはプレールームですが、こんなにせまくていいのでしょうか?35人の病棟で?」とか・・・・「このオリエンテーションはあくまでも今現時点での状況。おかしいこともいっぱいあると思います。いつもいつも疑問を持って新しい感性でどんどん改善していってください」というもの。懐疑する心をもつことが人間も現場も成長すると、自分の頭で考える事の大切さを教えてくださいました。
私の中では、旭川荘の上沼恵美子と勝手にイメージしているZ先輩は、とにかく話題豊富、話が楽しい。当時は党のたまりが彼女の家で、いつも晩ご飯を楽しみに、支部会議に行っていました。
そして、労働組合で厳しく私を指導してくださったIさん。一方的に批判だけの記事を、組合機関誌に書いた私に、提案型など読むひとの立場にたって・・・と本気で意見をぶつけあったこともありました。もう60歳になったというIさんはおしゃれで、いつまでも素敵な女性です。
結局、最初に入った所が労働組合や共産党の活動をしている方が多く、またその方々が仕事でも信頼があつく、リーダーとして素敵だったので、私もすんなり同じ道を歩くことになったのです。
今日も、子どもたちや福祉の話がつきることはなかったのでした。
我ら福祉労働者!スクラム組んで、こぶしをあげて・・・
なーんてね。久しぶりに熱い!夜でした。
ちなみに、今日行ったお店は前の3代前の松本市長の娘さんがされている翠松庵。
鯛の塩釜焼きをはじめおいしーい日本料理で大満足でした。