- 19
- 9月
岡山市職員組合主催の「市民病院のあり方を考えるシンポジュウム」に参加しました。
今現在、岡山市北区天瀬の地にある岡山市民病院を立て替え存続ではなく、
市長がいうには、今までの市民病院とは違う「岡山ER」を北長瀬の操車場跡地に新築建設するという構想が提案され、動き出している。岡山市民病院は、地域の高齢者にとっては本当に大切な病院になっており、また、当初できた低所得者などにたいする最後のよりどころという目的とはかけ離れた者になるのではないかと、地元の方々は心配されています。
今日も、たくさんの地元の方々が、当局への不信感を次々と発言されていた。
丁寧な対応をするといいながら市は、3月と6月2回しか、説明に行っていない、市長は選挙後一度も行っていないとのこと。不誠実な対応です。
「結局は、市民のためという内向きの目的より、中四国の医療福祉の拠点、ER構想ありきを目的に外に向かってアピールするために動いているのでは?」
と、集会後、話し込んだ地元の方々が言われていましたが、本当に同感です。
低所得者への受け皿や、長期療養の必要な方々の受け皿や、福祉とのネットワークなどなんら具体化もされていません。市民病院が最後のセーフテイネットとなるようにもっと深い議論が必要だと思いました。