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- 10月
10日の夜、備前西大寺五福座で
小室等と六文銭のライブがありました。 西大寺の観音院のすぐそばにある、五福どおりという、映画「三丁目の夕日」のロケ地になったところにあるホールです。このとおりの住民や西大寺の住民が中心に西大寺井戸端会議という街づくりの団体が活発な活動をされています。
時々この会の主催で、このちっちゃい芝居小屋のようなホールでイベントがあります。
イベントのあるときは、ちょっとしたお祭りのようで街がにぎやかになります。
文化発信のできるこういう拠点があることは、本当にすばらしいし、みなさんの地道な活動に頭が下がります。でもこの五福どおりの方々、井戸端会議のみなさんは・・・
地道という感じでなく、大陸的というか宇宙的というか、ラテン系というか、個性ある人々の集まりで、いつも皆さんご自身が楽しそうに生きておられ、刺激的な方々が多く、話をするだけで元気をもらいます。
さて、今日のコンサートは・・・・それはそれはすばらしいものでした。
私は小室等と言われても、ちょっと時代が若いので、あまり知らなかったのですが
それでもいきなり、反戦歌が4曲続き、そのあとは美しいハーモニーの、メッセージソングばかりで歌にもぶれない生き方が感じられました。いわゆる、団塊の世代の方々かちょっと上の方々ばかりが客席を埋めていましたが、同じ青春をすごしてきてのだろうと思われ、観客もいい顔されていました。「よくも悪くも、みんなが、日本のこと、世界のこと本気で考えていた時代」といわれますが、
その雰囲気がわかったような気がしました。
これからの「世直し」の主役は、市民!住民だと思いますが、その時代を知っている方々が定年になり、しがらみもなくなり、また「日本のこと世界のこと」本気で考えるようになれば、大きく世の中が変わるのではないか?
そんな未来につながっているような気がしたコンサートでした。
150人くらいの満員で大成功のコンサート、いろんなこと、西大寺からもっと発信していきましょう!
10年10月12日 4:31:44
「これからの世直しの主役は、」年寄りと若者だ。なぜなら、「しがらみ」がないから。2年前に死んだ、加藤周一氏もあなたと同じようなことを、晩年に言ってました。九条の会の加藤氏です。
うろ覚えで書けば、「年寄り」は、年金暮らしの世代を指していた。
実情をよく見れば、耄碌から遠い年寄りは「性別オンナ」が圧倒的です。
つまり、世直しの主力部隊は、ばあさんと子供(学生)だと彼は言っていたのですかね。あらためて、身近を観察すれば、そういうことになるのかなと思います。