• 07
  • 11月

6日の土曜日、岡山ピーチプラザで岡山県社会保障協議会主催で国保改善運動シンポジウムが開催された。

講師の立教大学の芝田先生は、国民健康保険料が所得の2割を占める実態を話され、高すぎることを強調された。

また最近の動向では、3割の自己負担が払えず受診抑制が増えているとのこと・・・・そういえば

この学習会に来る前、駐車場から会場に歩いていると、向かいから歩いてくる30代後半くらいの見知らぬ男性と目が会った。すると・・・・「すみません、400円でいいので、貸してください」というのだ。

「え?どうかされたのですか?」と聴くと、「東岡山まで帰りたいのですが電車賃がないのです・・・・歩けばいい話ですが・・・・友人に借りようかと思って行ったけど会えなくて・・・・」とのこと。見た感じも、こまっていらっしゃるような身なりで・・・

私は、名刺と百円玉がなかったので千円札を渡して、

「いつでもいいし、また困ったことがあったら、市役所にでもおいでください」と言うと

「そんな仕事をされているかただとも知らず、ぶしつけにお願いを聞いてくれてありがとうございました」とのこと。

なんだか大変な世の中になっている、せめて衣食住を保障し、安心して病院に行ける

そんな世の中にしたい・・・・ということがとても贅沢なことのように自己責任論が蔓延している日本。本当になんとかせねば!!

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