• 15
  • 12月

一人暮らしの高齢の男性が認知症がすすみ、なかなか一人では暮らせないのではないか?とまわりの方が心配をし私のところに相談にこられた。

情報収集に行くと、昼間はデイサービスに行かれているのでいいのですが夜はやはり、食べることも排泄も一人では大変そうで・・・

それでもすぐ入れる施設を探すのは東大に入るように難しい・・・・

いろいろ問い合わせても、今空いているのは、療養型病床のある病院か、持参金100万で毎月20万以上経費のかかる有料型老人ホーム・・・

ちなみに我が夫が施設長を勤めている特別養護老人ホームは600人待ち。年間20人くらいの方が亡くなり空き部屋ができるという実態です。おーーーそれじゃー30年待ちかい?もうーーー生きている間に入れないじゃないの!!本当に大変な実態です。

介護保険制度いっぱい使っても、週5日のデイサービスと週2回のヘルパーでは

在宅で安心していきていけません。

これが介護保険の実態です。そもそもから変えなくては!!

今回のところは、とりあえず、すぐ開いている有料か、療養型を見に行って家族の方が良いと思うところに緊急的に入っていただき、その間多数のグループホームや特養に同時に入居申し込みをかけるという方法で対応しました。

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コメント1通

  1. 野良通信 さんからのコメント:

    この話題のキモは、「まわりの方が、心配して」というところにあると思います。行政組織も、福祉政策の方向も、まして、法律の助けのないところでは、「心配して、」おせっかいをやく、まわりの存在が唯一の有効な行為だし、むしろ、そんなお節介こそ、地の果ての最後まで残るヒト人類の属性だ。
    嫌われながらもお節介をやきましょう。
    家族色通信をいただきました、「これって変?」「どうしてそうなん」こんな単純な「?」さえも許されないこの社会は、深刻な病気に罹っているというのが、最初の感想でした。

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