- 22
- 4月
深秪小学校跡地の素案説明会が、21日に東区、百花プラザで開催された。
結局、川崎病院に貸すという川崎からの提案と市の思いに食い違いがないという説明。そして議会は、その旨の陳情を採択しているのだから、その方向で・・・・という、ご意見を聴くといいながら、
アリバイ作りのような説明会。今回この混乱は、やはり、市としての政策能力のなさだと、市の説明を聞いていて実感した。そもそも、市としての医療政策のないまま
市民病院を操車場跡地に移転・建て替え、そして街中に病院がなくなるので地元としては困るということになり・・・この地域に病院がいる!ということで川崎誘致の声があがったのだ。
市としてもこの地域に病院がいる政策を持っていれば、市民病院が深秪に行けばよかったのに・・・そして、この地域だけでなく私たちの東区も大きな総合病院がないのである!川崎に来てほしいという声も以前上がっていたのに!
また、そもそもこの陳情よりずっと先に、この跡地は「小学校として残す」という陳情を議会がこれは全会一致で採択したにもかかわらず、そのときは市としての政策を示しておらず、今になってとってつけたような素案を示す。
当事者能力なしというのを、あきらかにしたようなものではないか!と思うのはわたしだけでしょうか・・・・
「もう決まっとることを、意見を聴いたことにしてすすめたいだけ」という意見が会場から出ましたがもっともな意見だと思いました。
結局は全市民対象だといいながら、説明会に来ているのは町内会、婦人会の方々ばかり、「市民には何も伝わっていないし、知らなかった」という北区からきた若い人たちは言っていました。「こんなにも防災への関心が大きいときにせっかくある公的な避難所を民間に貸りてもらい、民間に避難所を提供してもらうという、今日の当局の答弁にあきれた」
「もっと世論を巻き起こすように内容を知らせてパブリックコメントも幅広く求めるべきだ」とあとから感想を漏らしていました。
「市民の知らないところでもっともらしい議論がされて大事なことがどんどん決まっていく、
こういうのに若い人も出て納税者として意見をいわんと無茶苦茶になる」と・・・・
会場から出てきた方々も「知らんかったわ!こんなこと」と口々・・・
市が知らせたくない分、もっと私たちが発信していかなければいけません!6月議会頑張ります!