• 30
  • 4月

 

日中友好協会岡山支部主催の「漫画展」に行きました。

少年時代を旧満州(中国東北部)などで過ごした漫画家が中国からの引き揚げを テーマに描いた漫画を展示していました。(岡山市役所1階市民ホールで28日まで・高島公民館では30日から2日まで)   子どもの目で見たユーモアと風刺、一目でわかる漫画ですが、じっとみていると作品からにじみ出るメッセージのようなものを感じました。

出品者は、上田トシコ、ちばてつや、赤塚不二夫、森田拳次、古谷三敏、北見けんいち、バロン吉元、高井研一郎、山内ジョージ、横山孝雄、山口太一、林静一などおなじみの漫画家です。

赤塚不二夫の、引き揚げの絵は、天才バカボンの時と同じキャラクターなのですが、手の握り方やお母さんのまじめな顔など、厳しさが感じられました。体験から出てくる魂をかんじました。日本と中国の平和のために、その記憶を呼び起こし命のメッセージを絵に託した漫画家さんたちに拍手を送りたいと思います。

また当時の厳しさを知っている漫画家の皆さんが、東日本大震災の復興へのメッセージも改めて漫画にしており、エールを送っていることも印象に残りました。

大勢の方に見てもらいたい企画です!

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