- 15
- 6月
今日もTくんから、被災地ボランテイア報告がありました!
深夜地震の報道があったのでちょっと心配!
では以下彼の文と写真です
今日は、田老地区の共産党員の被災された方の家の床下の泥かきに行きました。
海がすぐそばにあり、緩やかな坂をちょっと登ったところに家はありました。
この家は一階のだいたい人の胸あたりまで浸水したそうです…
窓ガラスも割れてビニールシートで覆われている状態でした。
一階の部屋の畳みは、すでにはずされていて板張りの状態でした。
板を丁寧に剥がして、その下に入りました。
だいたい泥の深さが2~3cmくらいでその部分だけを丁寧にかき出して、石灰を撒きました。
剥がした板は洗って家の中にいれて乾かしている状態です。
この家のご主人は、頑張って早く元の家に戻すんだとゆう気持ちが強く感じられました。
作業を手伝ってくれながらも少し寂しい表情でした…
お昼からは、田老地区などの住民が入居する仮設住宅に全国から寄せられた救援物資を一部持っていきました。
そこで5班にわかれて一戸ずつ訪問し要望などを聞いてまわり、必要な物を届けました。
訪問する中で…
『ウチは、早くに仮設住宅に入って、だいたい物は足りてるから最近入った人に回してあげて!』と自分も被災しながらも他人を気遣う方もいました。
足が悪い方は、『仮設住宅の敷地は砂利になっていて歩きにくいし、乳母車も押せないし、杖もつけない…』と言っていました…
他にも沢山の要望が寄せられました。
衣類や食器などは見てもらい、それぞれ好きな物を持ち帰るようになりました。
しかし、後から話しを聞き付けて来た方などには必要だったものが手に入る事がなく残念そうにしていました。
それでも、一部しか持って来てないのでまた後日、物資を持って来ると言う約束をして仮設住宅を後にしました。
家の床下の泥かきに行って感じた事は、地震ではなんとか大丈夫な家が、津波の力には敵わなく、なすすべなく…すべてを奪い去る本当に恐ろしいものだと思いました。
仮設住宅では、救援物資を届けたり、話しをしたりする中で何度も『ありがとう』っと言って頂いたのを、素直に受け止めていいのかと…複雑な気持ちになりました。
昼間の静かな仮設住宅も夕方には子供達も学校から帰ってきて、友達と遊んで笑い声が聞こえてきた時には、なぜか安心しました〓
被災された方の一人一人の人を思いやる心は大きな力だなとも思いました。
まだまだ物資が足りていない状況です〓
特に、野菜や水、夏物の衣類、下着などが必要です〓
よろしくお願いします〓
こんな感じで3日目終了しました〓
岡山でも支援物資の募集をよろしくお願いします〓男性用の衣類や下着なども特に〓
今日は本当に疲れたっす.
でもまだまだ頑張ります!!