• 19
  • 6月

 

Tくんの最終日レポートが届きました。今は帰路についているとのこと、ひとまわり成長したTくんが帰ってきてどんどん岡山でこの経験をひろめつないでくれることを望みます!!

以下彼の文章です

今日は、ボランティア最終日でした。

朝は、震災後、初競りが行われる宮古漁港に行き魚を見ました。どれも新鮮で美味しそうでした〓市場も見学してきました〓

その後、白浜地域の仮設住宅に要望聞きに行きました。

要望は、交通の便が悪いとゆう事でした…

この地域は、週に1回しかバスが通っていなくて、買い物に行きたくてもなかなか行けないとゆう事でした。

これについては、宮古市が迅速に対応してくれているみたいです!

他にも、『避難所で生活している時は、顔も見えた生活をしていたので、助け合う事ができたが、仮設住宅に入ってからは、地域のコミュニティーやコミュニケーションが薄れていき、不安だ!』と言う声も聞かれました。
地域のコミュニティー作りは、仮設住宅においても、都道府県の各自治体においても、とっても必要で大切な事だと思います。
僕でさえ、

自分の住んでいるアパートにどんな人が住んでいて、隣の住人の顔さえ知りません…

改めて地域のコミュニティー作りの必要性を感じました。

終了後、宮古市地区委員会の方やまだ、作業を続けられるボランティアの方に挨拶をして、宮古市を後にしました。
山田町~大槌町~釜石市~を通って、震災後3ヶ月の様子を見てきました…

まだまだ瓦礫の撤去も進んでいなく、地元の方が作業をされていたりしました…
魚などの腐敗した臭いが鼻にきました…

何もかも流された町の一部を見て、そこに何があったのかさえ想像することもできなく、ただ言葉もでなく、何かを感じていても無力だなとしか…
しかし被災地の方は前に進んで歩み始めている!

人間は無力だと思っても、命があり、生きる力があり、前を見る目があり、前に進む足もある。
人間は、けして無力なんかぢゃないんだとそう感じています。

今回のボランティアで経験した事、感じた事などが沢山ありました。

まだまだ時間も足りなくて、やり残した事がある…

出会いに、心の繋がりに、『ありがとう』と言いたいです。

岡山から持って行った向日葵の種は、早速、保育園に送られ、園長先生が『素敵な物をありがとう、子供達の笑顔が花開く様に大切に育てます』と言ってくれたそうです。

岡山に帰ってからもまた、向日葵の種を送りたいと思っています。

福島県を通過中です!
明日の昼頃には岡山に着く予定です〓
ボランティアでの詳しい報告はまた後日〓
書ききれないので〓

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