• 03
  • 8月

今日は里親ボランテイァで旭川児童院に行きました。私が15年間仕事をしていたところです。退職と同時にボランテイァ登録をし、Tさんの里親になりました。

Tさんは年は私と同じ48歳。発達年齢は1,6ヶ月くらいの重度のしょうがいのある女性です。 おもえば、20歳で就職したときに出会って以来のおつきあいです。

今日も私の顔をみるなり、飛び切りの笑顔で手をとり散歩。

おやつにしよう!というときに、私の携帯がなり・・・少し話をしただけで、きっと自分だけを見ていないことに

怒っておやつのプリンを投げてしまいました。

でも顔は笑っているのです。

投げたのは蓋だけ・・・「考えて投げたのね!なかなかやるじゃん!」というと大笑いするTさん。

中身は食べてご機嫌!してやったりの笑顔です!!  散歩コースは、竜ノ口山のふもとからグリーンシャワー公園、旭川荘厚生専門学院、養護学校とひとまわり・・・

汗びっしょりで歩きっぱなし、歌いっぱなし・・というか、私がずっと彼女の好きな

「南の島のハメハハメハ大王♪」を歌って、彼女は「ハ~」だけなのですが。

里親になって12年、ゆっくりこれからも ともに 歩こうね!!

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コメント3通

  1. 大野智久 さんからのコメント:

    すてきなお話を読ませていただきました。

  2. 野良通信 さんからのコメント:

    この記事、とてもいい。読み飛ばして後、風呂に浸かってぼんやりしていたら、想いだした。いいものはそんな風によみがえる。
    どうしてかと考えたら、写真がいい。切ないT嬢の思いを表現するのにこれ以上の方法は無かろう。それに、この場合そんな撮りかたしか出来はしないのだ。
    「文学」は身近なところに潜んでいるものだと感心しました。

  3. 永吉たえこ さんからのコメント:

    私は、大野くんの大ファンです、いつもテレビを、拝見させていただいて、います

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