• 29
  • 9月

洛陽では、議会常任委員会にあたる、人民代表大会を訪問、委員さんと交流しました。また 天子駕六博物館に行きました。ここは21世紀の考古学界の大発見といわれる東周時代の大型馬車陪葬坑跡に建造された博物館だそうです。

洛陽の市街地で本当はマンションや高層ビルを建てるための事前調査をしていて偶然発見された遺跡だそうです。
考古学的にも21世紀の大発見だと、もう見つかった状態そのままで博物館にしてしまったという、なかなか大胆な発想の中国らしい博物館です。
東周時期の王室家族墓と言われ、総面積は1.6万㎡もあり、397の墓と18の車馬坑からなっています。かつて、逸礼王土記という文献に「天子駕六馬、諸侯駕四、大夫三、士二、庶人一」と記されていたものの、発掘によって今回はじめて考古学的にその存在が証明されたということが世紀の大発見といわれています。
 「天子駕六」は中国で初めて発掘された夏、商、周代の文化遺産であり、その規模といい、保存状態といい、世界的にみても極めて歴史的価値のあるものだとのことです。
そして世界遺産となった龍門石窟にも行きました。世界遺産というだけあり大勢のひとでした。
大きな石窟には、彫った仏像だらけですが・・・実際戦争などで顔を削られたり首からとられたあともはっきりしているものもありました。

 

歴史をまもり伝えることの大変さを学びました。

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