• 29
  • 9月

                   

今回の視察の主な目的は、洛陽市との友好30周年を記念してということ。

萩原市政のときに、新竹市との友好締結をおこないそのときにいまは一つの中国なのに、中華民国台湾・新竹市と位置づけて、洛陽市の反感を買い、途中友好都市持続が危うい時期があり、そのとき我が党市議団田畑議員など超党派で、謝罪、友好持続をはたらきかけ、今日の30周年ができたということで、感慨深い記念の式典だったのです。田畑議員は引退をし、その後、議連の役員で私が監査という役をいただいたので、視察に同行したということです。 私と公明党の議員さんは自費で行きましたが

 他会派の議員さんは政務調査費を使っていっているということで市民訪問団と別行動にして、観光でなく勉強を盛り込みました。そのため、最終日は、上海に行き、岡山の井原市出身の内山完三の軌跡をたどりました。内山書房を上海でかまえ、社会革命家や左翼活動家を支援していたそうです。

もともとは医者の資格をとりに仙台で学んでいた魯迅が、帰国をし、社会革命は思想を変革することだと作家の道を歩み始め、その魯迅を全面的に支援したのが内山さん夫婦だたそうです。魯迅のなくなるまで暮らしていたところと魯迅記念館、そして内山書房跡の記念館に行き勉強しました。内山書房跡は、今や銀行になっていますがその2階に記念館がのこされ、上海市民にも内山夫妻の功績を啓発しています。

魯迅の記念館は立派な建物で、無料解放されています。博物館はすべて無料だそうで・・・中は写真撮影禁止なので外だけですが、それはそれは立派な記念館でした。

魯迅は日本共産党作家の小林多喜二が公安警察に虐殺されたときの葬儀にも怒りと無念のメッセージをくれたとのこと。

上海は1800万人都市の超近代都市です。この緑の三角屋根のすてきな建物はホテル。一泊25万円!?ひょえ~!

セレブしか相手にしていない、強いものが勝つ、中国全体が今、いけいけドンドンの国だと実感しました。

その中で貧富の差が生じている実態もしっかりと見てきました。以上が視察報告ですが・・・つぎブログでは裏報告・なんでもかんでも報告を致します・・・お楽しみに!

» コメント大歓迎です。トラックバック も受付中です。

コメントをお願いします