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- 10月
大阪府で開催された内閣府男女共同参画局主催の「ワークライフバランスの推進にむけて?スウェーデンと日本の対話?」に参加。スウェーデンは男女共同参画では先進国。最初に発言された駐日大使館の方の言葉に感動!「今日のような試みは初めてというが古くは日本の平塚らいてうの「青踏」に感銘したスウェーデンの女性が理想をひろめたり、また日本の国の憲法に男女平等を書き込んだベアテさんのようにこの国にはそういう歴史があり・・・」と述べられたのです。そしてスウェーデンからはこの分野に限ってのオンブズマン制度があること、そして税制と国民保険制度は男女を同等に扱ってきたことなどが報告された。両親保険という制度で13ヶ月間育児休業中も80%の給与が受けられることや就学前までは公立保育施設が保障されていること、保育所に行かせたくない親で家庭保育をのぞむ親には児童福祉手当てがでるなど制度が充実しいるのである。高齢者の介護も社会が保証する責任があるとの立場で、保険や年金で国が支えている。
会場との質疑の中で「少子化対策をきかれ」訳すかたが、「こどもを減らす」と訳され答えが混乱したことが印象深かった。そういえば「少子化対策」って変な言葉・・・
さてさてスウェーデンの制度は良いのですがこれをやたらと導入したがっている国の意図は、日本は日本のワーク・ライフ・バランスといって、働き方や評価制度の導入などを目的とし、法や予算は増やさないという姿勢はいただけません・・・!!
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